性教育で伝えたいことその3〜体の変化⑥〜

人間は生まれてから死ぬまでに体と心にずっと変化が起こります。

変化があることを知ったら、今度は具体的な内容について書いていこうと思います。

女の子の体その3

前回までに女の子の体について説明しましたが、生理に関連して、もう少しだけ掘り下げて説明したいと思います。

前回までの記事はこちらです。

ピル

生理と付き合っていくのと同時に、ピルの知識もあった方がいいと思います。(飲んでも飲まなくても)ピルと聞くと、避妊薬を連想するかもしれませんが、それだけではありません。

生理痛が改善されることもあります。

ピルの作用について、説明していきます。

ピルの作用

ピルは、女性ホルモンを含んだ薬です。ピルを飲むことで、脳からの排卵を促す指令が止まるため、排卵が抑制されます。また、子宮内膜が厚くなるのを抑えて受精卵を着床しにくい状態にします。

排卵を抑えるため、卵巣を休ませることができ、排卵痛の症状を軽減できます。また、子宮内膜が厚くならないので、生理が軽くなる、経血の量が減ります。

さらに、生理の周期が不規則な場合、周期を整えることもできます。

ピルの飲み方

ピルにはいろんな種類がありますが、一般的なものは、21錠が1シートになったものです。生理の3〜5日目から毎日なるべく同じ時間に一粒ずつ飲み、21日間続けます。

飲み忘れた場合、その日のうちであれば気が付いた時に飲み、次の日になっていたら2錠飲まずに次の日の分を飲みます。

ピルを飲むのをやめると、数日後に生理が起きます。一日飲み忘れただけで生理がくることはおそらくないですが、避妊目的で使っているなら確実な避妊はできなくなります。

21錠飲んだら1週間休んで、また次のシートを毎日飲みます。飲み忘れを防ぐため、ホルモンの入っていない偽薬を7日間分含んだ28錠1シートのものもあります。

避妊率99%

ピルの避妊率は99%程度と言われています。

避妊の失敗は薬の効果ではなく、飲み忘れによるものと言われています。

デメリットもあり

ピルにはメリットが多いですが、デメリットもあります。

服用時の頭痛や吐き気などの体調不良が起きることもあります。

また、ピルを数年間継続していると乳がんの発症率が上がるなどのデータもあります。

使い分けもあり

避妊も生理痛も関係ないという方にも、ピルが有効な時があります。

それは、周期をコントロールしたい時です。旅行や試合、入試など生理がかぶってほしくないイベントも沢山あると思います。そんな時に、ピンポイントでピルを利用するのも便利だと思います。

特に生理不順の方には有効かと思いますが、突然調整できるものでもないので、予定の2、3ヶ月前から準備しておく必要はあります。

医療機関の受診が必要

ピルの入手には、医療機関を受診する必要があります。オンライン診療も利用できます。

生理痛の改善など、医療目的の場合は保険適用、避妊目的の場合は保険適用外となります。

緊急避妊薬

普通のピルとは異なり、緊急で妊娠を防ぎたい場合に飲むピルのことです。

避妊に失敗した場合や、性暴力を受けた場合などが該当すると思います。

セックスから72時間以内に飲むと、効果があると言われていますが、飲むタイミングが早ければ早いほど効果が高いです。

ただし、効果は100%ではないですし、緊急避妊薬に常に頼るのはやめたほうがいいと思います。

まとめ

生理と付き合うならぜひピルのことも知っておいてほしいと思い、今回の記事を書きました。

ピルは、外国に比べると日本ではあまり使われておらず、情報も少ないと思います。また入手するのも大変です。

私は本を読んで勉強することが多いのですが、ピルに特化した本はあまりなかったので、ネットやいろんな本をつなぎ合わせて情報を集めました。

実際にピルを飲んでいたこともあります。

ピルについては、また別の記事でもう少し詳しく書きたいと思いますが、今回はこれで終わりたいと思います。

私が読んだピルに特化していた本はこれだけです。

ピルの種類や飲み方は書いてありますが、メリットばかりが推されていて、本当かな?とは思ってしまいました。

ただ、いろんな情報がまとまっているので、本でピルの知識を得たい方にはおすすめだと思いました。

【中古】 女性のためのピルの本 / 佐藤 力 / 幻冬舎 [単行本(ソフトカバー)]【メール便送料無料】【最短翌日配達対応】
価格:443円(税込、送料別) (2026/3/1時点) 楽天で購入

コメント

タイトルとURLをコピーしました