性教育で伝えたいこと、自己防衛の第4弾です。
助けを求める練習
とにかく逃げることを覚えたら、次は助けを求めるです。
助けを求めるポイントは以下のとおりです。
迷子になった時(緊急性低め)
迷子になったら大変ですが、すぐに危険にさらされることはないと思います。
なので、緊急性は低めとしました。
外を歩いていたら
お店や(見つかれば交番)に入って以下を伝えて助けてもらいましょう。
- 名前
- 親の連絡先(わからなければ学校名)
商業施設や娯楽施設
店員に助けを求めましょう。
- 名前
- 親の名前
これを言えれば呼び出してもらえることが多いと思います。
ただ「助けて」と言って泣いているだけでは何も伝わりません。
どういう状況なのか伝えられるよう練習しておくと良いと思います。
少ないかもしれませんが、迷子だと悟られて誘拐されることもあるかもしれません。「一緒に探してあげようか?」とか「ママ(パパ)のいる場所に行こう」と言われるかもしれません。
普段はついていかなくても、迷子でパニック状態だとついて行ってしまうかもしれません。
なので、この対応をぜひ覚えておいてほしいです。
全く知らない人に声をかけられる(緊急性中程度)
挨拶ではなくて、しつこく話しかけてきた時です。
まず人がいる方に逃げましょう。お店があれば駆け込む。大人がいたら誰でもいいので助けを求めましょう。
その時に伝えることは以下のとおりです。
110番していいのか悩んだのですが、千葉県警のホームぺージに以下は110番する内容とありましたので、こどもに助けを求められたら迷わずしてください。
こんなときはすぐに110番
不審な人や車を目撃したり、声をかけられたとき
不審な人につきまとわれたとき
倒れている人や迷子などを見たとき
警察を呼んでと助けを求められたとき
千葉県警察ホームページより抜粋
こども110番の家に逃げ込むのもありです。場所を確認しておきましょう。
誘拐されそうになる、危害を加えられそうになる(超緊急)
超緊急です。
以下が対応方法です。
あとは中程度と一緒です。落ち着いて何があったか伝えましょう。うまく話せなければ警察を呼んでもらうだけでも大丈夫です。
警察にはできるだけ早く連絡を
中程度と超緊急の場合、自宅に逃げ帰ることができたとします。
まず一安心ですし、子どもが落ち着いてからゆっくり話を…と思うかもしれません。
しかし、警察にはできるだけ早く連絡することをおすすめします。
理由は以下のとおりです。
- 人の記憶は薄れやすい
- 犯人を確保できる可能性が高くなる
記憶が新しいうちに話をした方が、人相や服装について詳細に覚えていることが多いことと、パトロールを強化したり犯人が逃亡する前に確保できる可能性が高くなります。
できるだけ早くの連絡をおすすめします。
まとめ
とにかく逃げるのを覚えてくれればいいのですが、その先も考えてほしいなと思ったので、今回の内容を書きました。
大人もこどもも一緒に覚えておいてくれたら嬉しいです。
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