性教育で伝えたいこと、自己防衛の第5弾です。
伝える
犯罪に巻き込まれた(未遂も含む)時、いつもと違うことがあった時、心配なことがあった時、生きていればいろんなことがあると思います。
自分で解決できる問題もありますが、特に子どもの場合、大人の介入が必要な時もあります。
黙っていても何も解決できません。口に出すのもつらいほどの経験をしたかもしれません。言いにくいこともあると思います。
でも伝えてほしいです。
伝えないと他の人は助けてくれません。それもできれば具体的に。
というわけで、伝えるが今回のテーマです。
伝えたいこと
伝えたいことは以下のとおりです。
- いつ
- どこで
- 誰と
- 何が起きたか
- どうしたいか(何をしてほしいか)
まずこれを聞きましょう。全部聞けなくても大丈夫です。まずは伝えることが大切です。
親がすること
子どもから伝えてもらったら次はどうするかです。
伝えてくれたことへの感謝
まずこれです。
「言ってくれてありがとう。」
言ってあげてください。
これで話してもよかったんだと子どもは思ってくれます。
怒らない、責めない
被害にあった時、子どもに落ち度があるかもしれません。
普段から言い聞かせていたら、あんなに言ったのにと思うかもしれません。
でも悪いのは加害者です。
よく言われますが対犯罪に関しては100%加害者が悪いです。
絶対に怒らない、責めないです。
意思確認
状況を把握したら対応を決めます。
対犯罪の場合は警察や学校に連絡です。
この時、子どもにも事情を聞かれるので、警察に話すこと、何があったか話してほしいことを伝えます。
辛かったり疲れていたら代弁してもいいか確認します。
大切なことは子どもの意思を可能な限り確認することです。
希望しなくても、言わなきゃいけないことはあると思うので、その際はあなたの気持ちはわかったけどこのように対応するね。じゃないとこんな理由で困るからと説明しましょう。
対応する
学校や警察に連絡する、病院に行く、子どもの心のケアをするなど具体的に行動します。
専門機関を頼る
怪我をしている、喋れる状態じゃない、証拠がすぐに必要な時は専門機関に頼ります。
専門機関もいろいろあったので、次回紹介したいと思います。
まとめ
今回は伝えるについて書きました。
有事の際に対応できるように普段からいろんなことを話しておけるといいですね。
以下の過去記事もあります。↓
こんな絵本もあります。犯罪被害者の女の子が創作に関わっています。
淡々と書かれていますが、背景を想像して私は正直読むのが辛かったです。
でも、子供に話したいと思ってもらえるような存在でいたいとより一層思うようになりました。
よかったらぜひ手にとってみてください。
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