人は生まれてからずっと変化し続けます。子供の成長は著しいですが、大人も緩やかに変化が続きます。
変化について知っておき、備えておきましょう。
エリクソンの発達段階(最終)
前回、前々回と精神的発達段階、エリクソンの発達段階について紹介しました。
前回までは学生時代、今回は学生時代終了から老後までを一気に紹介します。
エリクソンの発達段階については、今回が最後になります。
成人期(20~39歳)
成人期の課題は「親密性」、危機は「孤独」です。
この時期は、多くの方が社会に出たり、結婚して家庭を持ったり、家族が増えたりする時期です。
この時期に信頼関係を築き、他人と親密な関係を築くことで親密性を獲得できます。
反対に、社会にうまく溶け込めなかったり、友人や恋人とうまく関係が築けないと、孤独を感じることになります。
壮年期(40~64歳)
壮年期の課題は「生産性」、危機は「停滞」です。
この時期は、いわゆる働き盛りなどと言われ、多くの方が仕事でも家庭でも忙しく、公私ともに次の世代を育てて行く時期で、生産性を身につけていきます。
一方で、家族や他者との関わりが薄かったり、うまくいかなかったりすると、停滞し、自己中心的な思考に陥ります。
老年期(65歳~)
老年期の課題は「統合性の確立」、危機は「絶望」です。
この時期は、人生も終盤にさしかかり、人生のまとめに入ります。
自分の人生を振り返って、自己を肯定し、平穏を得ることで統合性を確立します。
ここで自分の人生を後悔したり、老後に不安や恐怖を感じていると絶望することになります。
まとめ
エリクソンの発達段階では、人間は生涯にわたって成長し、それぞれの段階で成功体験を積むことが、次の段階に進む準備になると考えられています。
先のことを考えるのは難しいかもしれないですが、発達の課題を知っておくと、今はこういう時期なんだと納得し、目指すべき姿が決まるかもしれません。
そして、子どもが小さいうちは親が適切な手助けをしてあげることができるかもしれません。
知らない道を進むのも面白いですが、知っておくことで備えておくことができると思います。戸惑いや不安が少し小さくなると思います。
この通りにならないのはおかしいかな、ではなく今はこの段階だからゴールはどこかな?自分に今できることは何かな?と考える一つの手立てになればいいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
精神的発達については、以上になります。

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