性的同意について

性的同意という言葉、聞いたことはあるでしょうか？

なんとなく意味はわかるかな？と思うのですが、しっかり意味を理解して使ってほしいので、今回はこちらのテーマを取り上げることにしました。

まずは定義から。

性的同意＝性交の同意

性的同意＝性交、性的な行為をする、体に触れる、性的な話をする等を含めた同意

性的同意は、子どもから大人まですべての人に必要です。家族であっても、友達であっても、恋人であっても同様です。

例えば、以下の場合、同意は必要でしょうか？

1. 子どもにハグをする時
2. 友達と手をつなぐ時
3. 友達と下ネタを話す時
4. 恋人にキスする時、体に触る時
5. 配偶者とセックスする時

正解は…全部同意が必要です。

日本人は「察して」とか「空気を読んで」とか大好きですけど、性的同意はちゃんと取りましょう！雰囲気でするキスやセックス、漫画やドラマでもよく見られますが、現実ではNGです！

はっきり主張するのって、難しいと思うのですが、大事なことなので、これから以下のように実践してみてください。

補足しますと、

1→まずは確認する癖をつけましょう。

２→断ると嫌われるかな、雰囲気が悪くなるかも？などは考えなくて良いです。仮に、嫌われたり雰囲気が悪くなる関係性ならそれは本当の友達や恋人ではないと思います。

断るけれど、妥協案を出す、嫌っているから断るわけではないなど、フォローの言葉も一緒に伝えられるようになると良いですね。

３→相手は権利を主張しているだけです。気分が乗らない日もあるんだなくらいに思いましょう。

最後に、同意における大事なポイントをご紹介します。

いかがでしたか？性的同意、知ってるようで知らないこと、出来てるようで出来ていないことはありませんでしたか？

体調も気分もあるし、そもそも触られるのが苦手な人もいるかもしれません。同意をとることで、相手ともっと気持ちよく接することができるようになると思います🥰

また、恋人とキスやセックスをするとき、なんとなくしちゃっていいのかな？とは常日頃から思っていました🤔信用できる相手かな？今は本当にしたい時かな？相手に合わせていないかな？ときちんと考えて納得した上で、同意をしてほしいと思います。

特に恋人関係になると女性の方が非力なことが多いので、男性に強く迫られるとＮＯと言いにくいこともあるかと思います。その辺、男性は念頭において女性に接してあげてほしいです。

性的同意をしっかりとることで、ここまではいい、ここまではだめなど自分の境界を考えるいい機会になりますし、嫌なことは我慢しない、させない、断られても傷つかないことを学ぶ機会にもなります。大切な自分の体です。しっかり自分で守ってください。

ぜひご自身で実施し、お子様がいらっしゃる方はぜひお子様にも教えてあげてくださいね。